• 中古マンション

新築への買い換え

デベロッパーの思惑で高値がつく可能性も

売り事情が「買い換え」のケースについて述べましたが、その買い換えの対象は、新築マンションであることがほとんどです。このケース、つまり「売り主が新築マンションに住み換えることにして、その結果、中古マンション(現在住んでいる自宅)を売りに出した」ときは、注意が必要です。私たち中古マンションを買う側にとって、損な場合があるからです。

中古マンションの価格には通常、その物件のある地域や築年数、管理状況によって「相場」があります。しかし、新築マンションへの買い換えのために出てくる中古マンション物件には、その相場に沿わない価格がついたりします。

なぜなら、そこには、新築マンションを売りたいデベロッパーの意図が働くからです。新築マンションに買い換えようと思うのは、デベロッパーの案内によることがほとんどです。その流れで、今住んでいる自宅を売るのも、同じデベロッパーの関連会社からということになりがちです。その際、売り主の懐事情で、売り出し価格が相場より高くなることがあるのです。

先にも述べたように、買い換えをするときには現在住んでいる自宅を売ったお金で、今の自宅のロlンを払い終え、余りがあるようなら、そこから新居の頭金も捻出するのが普通です。

ところが、自宅を売ったお金では、今抱えているローンの返済もままならず、赤字になるだけならば、あらたに借金を増やしてまで新築に住み換えようと思う人はあまりいないはずです。

これでは、新築マンションを売るのが仕事のデベロッパーは困るのです。ですから、新築に住み換えてもらうために、できる限り今の自宅を高く売ろうとします。こうして出てきた中古マンションには、相場より高い値段がつくというわけです。これをつかんだら損することになります。よく相場を研究して、割高だと思ったら、価格が下がるまで待つことをお勧めします。

中古マンションのリノベーションにはブラウンストーンがおすすめです。